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関西を中心に活動中、独特colorよさこいチーム http://dan793.xxxxxxxx.jp/
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無事、神戸よさこいが終わりました。

振り作成の遅さ
練習時間の無さ
不安定な天気

いろんな不安要素が並びましたが、どれも無事乗り越える事ができました。


まず、ふっと思うのは…あの状況下でも、前作以上に技術なりなんなりがいるあの踊りを踊りきった、あの7人の踊り子達。
もちろん技術だけではなく、メンタル面でもとんでもない事を要求される。
それを乗り切った彼らは、きっとどこの踊り子さんたちよりも凄いんじゃないかと思う。

この場ではあるけれども、私は、彼らのあの努力を称えたい。

そう。
あの舞台で凄かったのは、私ではなく実は、彼らなのです。
いつまでたっても振りが出来上がらず、やっと出来上がったのも祭り一週間前。
やるべきことをやらなかった情けない私ですが、そんな私に文句ひとつ言わずついてきてくれた7人を誇りに思います。





さて。
初披露となった、第三章。

作成開始から最後の演舞が終わるまで、ずーっと闘いっぱなしでした。
当初は何と闘っているのかわからず、でも内側では違和感や不快感が募り、投げ出したくなる時が正直、直前まで多々ありました。

得体の知れない存在。
そんなこの作品について、初めて理解できたひとつが


名を持たない


という事でした。
しかもそれがわかったのが、祭り前日(?)。
ここまできて尚、それしか理解できなかった…どれだけ得体知れないのだと、今でも思います。

何もわからない。
だからどうしたらいいかわからない。
ただただ、曲を聴いているとちらほらと見える景色(イメージ)。
それが何を意味しているのかもわからない。

何故私は声をあげて泣いている?
今までにないくらいの凄まじいオーラを漂わせる自分。
一心不乱に踊り狂う自分。

いきなり答えだけを突き付けられている感じですね
答えだけを突き付けられても、それが何の答えなのかわからないのですから、自分の中で意味を成さないわけです。


「"答え"の瞬間を待つしかないな。」
そう思いました。
それが本番の時である事はすでに、直感で分かっていました。
そこに理論などは存在しませんでした。


神戸では二日間で合計4回踊りました。
一日目でわかった事は、精神的疲労がとてつもなかった事。
初披露という事もありますが、2回目を終えた後

「2回だけで良かった…」

とすごく安堵してしまいました。
こんなに疲弊したのは、紋ぶりです。
正直、二日目踊れるのか心配でした。


二日目の1回目の演舞を撮った動画を見た時は呆然としました。
踊っている時にも薄々感じてはいたのですが、踊りがとても軽かった
すぐさま原因究明にあたりました。
原因はいくつも見つかりましたが、その中のひとつに面白いものがあって。

この作品は元々、土と空を意識した演舞です。
天と地をの間に存在するのが、踊り子なのです。
それが作品の舞台。

流科キャンパスは完全な密閉空間。
そこに空もなければ、土もありません。
足場は木でしたが、自然さは感じられませんでした。
すべてが人工的な空間なのです。

ということは、まず舞台が整っていないということ。
そう、天と地の間に居るはずなのに無いのです。
そこに意味は成してきませんよね。


それも不調の原因ではないだろうか?
と考えました。
りゅうりでは屋内の方が強かったはずなのに、三章になった途端屋内がダメになった。
とても面白い事だと、ともと話していました。

※まだ一度しか踊っていませんので、そうとは限りませんが。
※デュオの時は、天井から外の様子がわずかにうかがえたのでまだ大丈夫だったのかもしれない、という考察です。


最後の舞子公園。
此処は、すぐそこに空があり、土もある。
ただ、お客さんとの距離感が図れないとても難しい会場。


しかしもう
此処しか懸けられない


そう思った私は、踊り子にキツイ言葉をかけました。

感情的に怒った訳ではないです。
ただ、本来のそれぞれの目的・意義を忘れかけているのを気付き、思い出して欲しかったのです。
舞子公園の裏では、祭りに不釣り合いな声色と言葉、雰囲気がありました。


このままではダメだ


必死になって、言葉を探しました。

今、言わなければいけない言葉を。
今、かけなければいけない言葉を。
必死に、探しました。

普段使わない頭はいざというとき、やはり使い物にはならならず。
もっとわかりやすい言い方があったはず。
すぐ理解してもらえる言葉があったはず。
直前まで、考え続けました。

きっとうちのチームはかなり、重苦しい雰囲気につつまれていた事でしょう。
みんなの表情も重苦しいものでした。
でもそれくらいしないとダメだというのは知っていました。

この作品は、"今まで通り"で臨んではいけない

それが過去三回の演舞で学んだ事でした。
なんとしてもそれをぶち壊さなければいけない。

今となっても、あの時の言い方や言葉遣いが正しかったかはわかりません。
踊り子さんにちゃんと伝わったのか…それも不安です。


ただ、直前に言った言葉というのはきっと、一番純粋な訴えだったでしょう。
…改めて、言いたかった事を要約すると



君たちが此処に来た本来の目的を忘れてはダメだ。
君たちは此処で、自分のために、何かをする使命を持って、このタイミングでやってきた。
もっと見据えなければいけない事があるはず。
やらなければいけない事があるはず。
それを一番知っているのは紛れも無い、"自分"。
目を反らしてはいけない、余所見をしてはいけない。


この作品は、私達に「捨てる」という事をさせようとしているように思う。
それは概念であったり劣等感であったり、縛られた過去であったり固執であったり。
"自分"が"自分"で在る事に不必要なものを、捨てる事を教えてくれるはず。
(君達がこのタイミングで来たというのは即ち「自分を変えたい」という思いが強くあった故の縁ではないだろうか。)
自分を良い意味で変えるには、今までの自分とお別れする必要がある。
今までの自分(不要なモノ)と別れる事で、初めて「新しい自分(今必要なモノ)」と出逢う事ができる。
そう「捨てる」という強い勇気がある者にしか、出逢えない"自分"。


此処の演舞で捨てられるものは全部捨てていこう(捨てていってほしい)。
このステージを降りる時、君たちは「新しい自分」であろう(「新しい自分」であってほしい)。




結局、日本語力の無さが露呈された気もしますが。
(要約のはずが、随分長くなってしまった)

何人か泣いている人もいたよね。
心当たりがあって、良かった。

みんなにそう言ったけれども、実はこの言葉は自分自身も例外ではなく。
私自身にも言い聞かせていた言葉でした。
私も、変わりたい、変わらなければいけない人間の一人です。
故の、この作品なんですけれどもね。

自分自身の事は、すでに準備はできておりましたので。
ただ、踊りながらいろんなモノを捨てていく中でふっと


「あぁ、自分とさよならか」


と実感してしまった瞬間、涙と声がどっと溢れ出てきました。

溜まりに溜まっていたモノが、やっと、排出される…そう感じながら、吐きだしまくりました。



終わった後の、空っぽになった感じ。
空っぽの心地よさ。
その感覚がしばらく続きました。

もう…言葉さえもでませんでした。


感無量、というやつですね。
「精叫」以来な気がします。



こうして、初めて三章と対面できた気がします。
ですがまだ、わからない事だらけ。
まだまだ、未完成。

今、このスッキリした感覚をもって、次の龍馬よさこいに臨みたいと思います。
またレベルアップした三章とお会いできることを、心よりお待ちしております。



新作・三章を見に来てくださった皆様。
そして踊りに来てくれた

とも
社員
くぅやん
とっちーさん
ゆーき
ばにら
のぽ

有難うございました。

これからも三章、そして旦那組を宜しくお願い申し上げます。





旦那組代表
だんな




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女性
自己紹介:
旦那組とは、私「だんな」が創るチーム故に「旦那組」。むさい名前通り、男だらけの集団だったが今年からちらちら女の子も来てくれて、ほっとしたり。関西を中心にじんわり活動中。“本気演舞”をモットーに、「生きる」とは何か…「踊る」とは何か…自問自答の日々。選曲、衣装などのデザイン、振付は全て私が行っています。より多くの人にこの想いを届けたく、現在活動範囲を拡大中。および、随時踊り子大募集。
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